日本同盟キリスト教団 盛岡みなみ教会

三日牧師

盛岡みなみ教会の牧師・大塚史明と
妻の朗美による日記です。
ここをご覧くだされば牧師や教会なんて別世界
というようなイメージは払拭されることでしょう。
どうぞ楽しんでください。

牧師・大塚史明、妻・朗美、娘・恵連、協音

「こども食堂「せいなん」クリスマスディナー★」

1168 2018.12.12

12月11日は今年最後のこども食堂「せいなん」でした。
クリスマスバイキングディナーをしました。
60名近い方が地域からおいでくださいました。
多くのお手伝いのご婦人方が来てくださりご協力くださり、14種類のお食事〜デザートまでご用意することができました。

食事前はほんとうのクリスマスの意味をクイズ形式で知り、
サンタクロースが主役ではなく、プレゼントをもらう日でもなく、
罪がひとつもない、神の子イエス キリストが人の姿をとって生まれた、
イエスキリストが主役の日ですと。

私たちの神様に喜ばれない罪の心を救い、許し、罪ない者として天国へ迎えるために
神様の罪に対する怒りの刑罰を私たちが受ける身代わりに、
十字架という残酷な死に方で罰せられ死んでくださった。
そして三日目に神としてよみがえり、すべてに勝利され神として天に帰られたのです。

この特別な日を
自分の喜びのためでなく、イエスキリストに自分は何をささげて、喜ばれるように生きていったらよいかを考える日にしたいですね。

クリスマスバイキングを地域の皆様とご一緒に楽しむことができて感謝でいっぱいでした!

12月16日(日)は午後1:30〜
キッズのクリスマスフェスタがあります。参加無料!
一緒にほんとうのクリスマスを過ごして、本当の楽しさを味わいましょう。
お待ちしています。

こども食堂「せいなん」クリスマスディナー★

こども食堂「せいなん」クリスマスディナー★

▲ このページの先頭へ

「生活の時計」

1167 2018.12.11

先日、大船渡を訪れました。会議を含めて一泊二日の行程でしたので、二日目の朝は早起きをして魚市場へ出かけました。日が昇る前ですが、何隻もの船が帰港し、水揚げを行っていました。カメラをぶら下げながらその熱気やかけ声に誘われるまましばらく撮影することができました。震災や温暖化など様々な要因で潮流が変わったこともあり、以前よりもさんま捕獲量が少なかったり、鮭も川に帰ってくる数が減ったとも言われています。しかし、船は漁に出て戻り、ほたてや牡蠣の養殖もなされている海の営みがそこにあります。

震災から今日で7年9ヶ月。その時起こることは避けられないけれど、人間はそれでも知恵と忍耐や適応力をもって生きていく存在です。私たちが生きているその生活の時計は今日も刻々と進んでいると思うと、大いなる神の御心を求めて生きることの大切さを思います。

生活の時計

生活の時計

▲ このページの先頭へ

「声で呼ぶ」

1166 2018.12.4

盛岡に在住していてよかったことは沢山ありますが、冬の風物詩「白鳥」もその一つです。毎年、冬を越すために飛来するその「声」を空高くに聴くとき、なんとも言えない喜びを感じます。自転車のブレーキ音に聞き間違えたのも初年度だけ、、、と思っていたら、先日その「声」に嬉しくなり主を探すと通学途中の中学生の自転車でした。まだまだだなあ、と自戒しつつも、高松の池に足を運びます。

散歩しながらお声をかけてくださった方にお話しを伺うと、昼はどこか田畑や川へエサを食べに行き、夕になると池に戻って来るそうです。そして夜は真ん中あたりで固まって寝ます。それは天敵である狐や猫などから身を守るためだとか。それゆえ、池が凍ってしまうと気が気でないそうです。

パンくずを投げてくれる人へ必死にアピールしながら近づいている白鳥たち。よく見ると目は血走っているし、優雅に移動しているように見えて足は櫂ペダルのごとく漕いでいました。やはり、癒やしをもたらしてくれる存在です。

声で呼ぶ

▲ このページの先頭へ

「「歴史を持ちつつ生きる」」

1165 2018.11.9

この夏に読んだ本に「歴史とは何か」(E.H. カー、岩波新書)がありました。私は新聞でその著作を知ったのですが、カー(1892-1982)はイギリス生まれの歴史家で優れた作品を著し、今日の歴史学にも多くの視座を提供している人だそうです。「歴史とは何か」の訳者は清水幾太郎という人ですが、彼に翻訳を勧めたのが「君たちはどう生きるか」で有名な吉野源三郎だそうです。その本の中で「歴史は選択的である」というテーマがあります。

私たちが一般的に「歴史」と思っているもの、習ってきたものは歴史的事実がつぶさに、満遍なく記録されているのではなく、あくまで誰かが選択的に出来事をまとめたものであるということです。その最たる例が「逸話」です。日本史で言うと聖徳太子が一度に十人の言い分を聞き分けたとか、豊臣秀吉がわらじを懐で温めておいたところから織田信長にその機転が気に入られた……などです。これらはエピソードとして優れたものかもしれませんが、それがそのまま歴史であるわけではありません。しかし、こうした印象的なエピソードが繰り返し語られることによって、それらが「歴史的」なものとして私たちには整理されていき、それぞれの「歴史観」が形成されていくのです。それは私がそれまで「歴史だ」と考えてきたものをもう一度問い直すドキッとするような機会になりました。

また、卑近な例ですが、先週TV番組録画でサンドウィッチマンの物語を観て、夫婦で涙しました。仙台出身の彼らが、震災当日には気仙沼で仕事をしていて、その時の恐怖やそれからの活動の軌跡、仕事に対する姿勢などをまとめたものでした。彼らは、お笑い芸人という職業ですが、震災とは切り離さずに立場を築き、仕事を全うしています。芸能人にとって、社会的活動や政治的活動があまり目立ちすぎないようにするのが賢い立ち振る舞いであることは、彼らも痛いほど分かっていることでした。しかし、実際にそこにいた当事者として、東北のことを無いようにして仕事をし、生きることはできない、といったポリシーでした。震災の様子や振り返りがあると、まだ涙が出てきます。自分や夫婦の中にも「震災から」という明確な区切りがあるのです。あの時やあれから経験したことは自分の人生にとてつもない影響を与えています。歴史は選択的という言葉に照らし合わすなら、私の人生は震災を境目にして分けられるものだと考えた週末でした。

「歴史を持ちつつ生きる」

「歴史を持ちつつ生きる」

▲ このページの先頭へ

「ラヂオもりおかで放送されます」

1164 2018.10.23

盛岡みなみ教会主催の こども食堂「せいなん」が
ラヂオもりおか に取材いただき、
【Cafe dé cappuccino カフェ ド カプチーノ)番組】にて放送されます。

ぜひお聴きくださり、
盛岡の皆様と手を繋いで
こどもたちをはじめ、地域の皆様の安心な居場所をつくっていきましょう♪♪

10月24日(水)夜7時30分〜
ラヂオもりおか 76.9 MHz
《Cafe dé cappuccino カフェ ド カプチーノ)》

ラヂオもりおかで放送されます

▲ このページの先頭へ

「三陸沿岸を走って」

1163 2018.10.19

今週、久しぶりに大船渡から山田までドライブする機会がありました。
私は牧師として2004年に岩手の盛岡へ赴任したのですが、2011年の東日本大震災が起こるまで沿岸部を訪れるのはほんの数回で、吉里吉里海岸や浄土ヶ浜へ海水浴で行ったのを記憶しています。
あの震災があってから、支援活動のため幾度となく通いました。初めに入ったのは大船渡で、津波後の様子に絶句しました。そこから大槌へ北上すると町全体が静けさと重さで無言の痛みを発しているようで、受けとめることが到底できないと後ずさりするような感覚を持ったのを鮮明に覚えています。大槌町では訪問するためにも、当時は道路がふさがれていたので、最後の数キロは徒歩で林の中を抜けてあるお家にたどり着いたのが最初の経験でした。

それから7年を数えるこの秋、まだ大槌の町は再建が続いており、最初に尋ねたお宅への経路も工事中で入り組んでいました。人が再び住めるようにする、町を造っていくというのは施設や建物や道路が整うことも必要ですが、それに加えて何か自然回帰的なそこに住むことを願ってやまない人の想いがあふれることも大事な要素なのではないかと考えました。それを郷愁や愛着というのでしょうか。復興作業や人間の知恵がそういった気持ちと組み合わさって進んでいくといいなと考えながら、走った一日でした。
(写真は現在の旧大槌町役場)

三陸沿岸を走って

▲ このページの先頭へ

「視ることと聴くことの違い」

1162 2018.9.9

先週は関西地方を中心に台風・暴風の被害、北海道では震度7の地震が発生し犠牲になった方々や家屋に大きな被害を負った世帯、またライフラインが断たれ日々の生活に苦しみや不安を抱えておられる方々が多くおられます。
主の平安と慰めが与えられ、時にかなったふさわしい助けが差し伸べられますよう祈ります。

北海道はまだ被害の範囲や程度の全体がわかりかねる状況ですが、北の大地があのように揺れ動き、広大なエリアで支障をもたらす地震規模の大きさに驚きを覚えます。
祈ること、備えること、自分にできることを普段から、平時から冷静になしていたいと願います。

3.11東日本大震災からも言われていたことですが、このような災害が起こった時、テレビ等ではその「映像」を繰り返し放送します。どんな災害だったのか、どのくらいひどい被害なのか、今はどんな状況なのか「視覚」を通じて繰り返し繰り返し伝えます。こうした「映像」は、決して一時的な情報にとどまらず、本人の無意識のレベルにも深く残るそうです。すると、そういった映像による情報や蓄積は、必要以上の不安をあおったり、精神的ダメージを与えるものになっていく要因となるのだそうです。

そこで、災害時に活用を推奨されるのが「ラジオ」です!
単純に乾電池で作動するため、停電時にも強いという理由と同時に、「聴く」ことで情報を取得するため、自分の中のキャパシティを占拠せずに必要な事柄を必要十分な形で取り入れることができるからです。
例えば、地震の規模は今回のように震度7と言われるのを、目で見るのと、耳で聴くのとでは印象作用が違います。目で見ないとわからない部分はあると思いますが、災害緊急時にどうしてもその映像が必要かと言えば、そうでないかもしれません。また、水や食糧、電力供給の情報もラジオで正確、迅速に供給してくれます。
スマホやネット上で拡散される情報にはいわゆる「デマ」も多く含まれており、即座に信頼できるものかどうかの判別はそれこそ自己責任として問われてくる部分です。その反面ラジオはその情報が正確であるか、いつ知らせるべきかを判断するのかに多くの人が関わっていることを知っておくことだけでも安心感につながります。
「耳で聴く」ことの大切さは、神の言葉である聖書を聴く私たちへの信号でもあるかもしれませんね。

視ることと聴くことの違い

▲ このページの先頭へ

「広島支援に」

1161 2018.8.7

昨日8月6日は広島原爆の日
今日から広島豪雨被害地にて支援ボランティア活動のリーダーとして参ります。
その前に、原爆の地を訪れました。
人の特権である「愛すること、考えること、知ること、理解すること、知識や技術を使うこと」を人を殺すためでなく、また、自分を優位にするためでなく、そして、自分さえ守られればの手段でなく、「神さまの願いと人との良い関係のため」に用いていただけたら・・・との想いが溢れました。

これから呉市にて9日まで3名の仲間と一緒に支援活動予定です。
炎天下の中での活動ですが、もっと長い日数を大きな傷と不安と悲しみに耐えて生きようとする方々のお手伝いになればと出動です。
体調、怪我などが守られるようお祈りいただけると感謝です。

広島支援に

広島支援に

▲ このページの先頭へ

「カナダバンクーバーチームの元気にありがとう!」

1160 2018.7.19

7月第1週は、カナダのバンクーバーから「ミッショントリップチーム」が16名も来盛くださいました。今年で5回目です。
チームのほとんどがティーネイジャー〜20代の若者で、自分たちの時間もお金も家族もささげて日本に重荷を持って、わざわざ来てくださいました。
大船渡の被災地支援を主に行い、7月8日の日曜礼拝は盛岡みなみ教会でともにささげました。
礼拝では神様を愛するおひとりおひとりが神様を賛美し、スキットをし、聖書のメッセージもしてくださいました。
昼食は手作り盛岡じゃじゃ麺でもてなし、午後はみんなで一緒に楽しいゲームやクイズ、アイスクリームパフェタイムを過ごし、賑やかに和やかに交流をいただきました。
初めて教会に来た中学生や短大生とも和気藹々の時間をいただきました。

今の時代、誰でもやメール、SNSにおける「ことばや文字」ではいくらでも人を励ましたり、愛したりすることはできますが、こうして行動をもって神様を愛し、その神様からいただいた愛に押し出されて、自分がもてるすべてをささげて、日本のため、教会のため、被災地のために尽くす若い皆さんに感動しました。

励ましを受けているばかりでなく、私たち盛岡みなみ教会も立ち上がって、ささげ尽くす体験をもって、成長させていただきたいものです!
盛岡みなみ教会も元気をいただいた分、今大事に握りしめている仕事、家庭、お金、地域との関係をいまいちど手放し、神様に返し、ささげて、神様を知らない人々の本当の救いのために行動をもって踏み出そうではありませんか!
エイエイオー!!

カナダバンクーバーチームの元気にありがとう!

カナダバンクーバーチームの元気にありがとう!

▲ このページの先頭へ

「盛岡経済新聞に載りました!」

1158 2018.6.20

6月12日にスタートしたこども食堂「せいなん」が早くもラヂオ盛岡主催の盛岡経済新聞(ネット配信サービス新聞)に掲載されました!
https://morioka.keizai.biz/headline/2612/


そして!本日または近日中の18:00より「ラヂオもりおか」76.9MHzにて私たち夫婦の声による宣伝「PR」が流れます。お聞き逃しなく!

小さな教会の小さな働きですが、地域の皆様に愛される教会として、だれもが足を運べるホッとする空間になればと願っています。
ぜひ足をお運びくださり、お祈りにも覚え応援いただけると、盛岡地域が生きます!

盛岡経済新聞に載りました!

▲ このページの先頭へ

盛岡みなみ教会の牧師・大塚史明と妻の朗美による日記です。ここをご覧くだされば牧師や教会なんて別世界というようなイメージは払拭されることでしょう。どうぞ楽しんでください。

こども食堂「せいなん」クリスマスディナー★

1168 2018.12.12

こども食堂「せいなん」クリスマスディナー★

こども食堂「せいなん」クリスマスディナー★

12月11日は今年最後のこども食堂「せいなん」でした。
クリスマスバイキングディナーをしました。
60名近い方が地域からおいでくださいました。
多くのお手伝いのご婦人方が来てくださりご協力くださり、14種類のお食事〜デザートまでご用意することができました。

食事前はほんとうのクリスマスの意味をクイズ形式で知り、
サンタクロースが主役ではなく、プレゼントをもらう日でもなく、
罪がひとつもない、神の子イエス キリストが人の姿をとって生まれた、
イエスキリストが主役の日ですと。

私たちの神様に喜ばれない罪の心を救い、許し、罪ない者として天国へ迎えるために
神様の罪に対する怒りの刑罰を私たちが受ける身代わりに、
十字架という残酷な死に方で罰せられ死んでくださった。
そして三日目に神としてよみがえり、すべてに勝利され神として天に帰られたのです。

この特別な日を
自分の喜びのためでなく、イエスキリストに自分は何をささげて、喜ばれるように生きていったらよいかを考える日にしたいですね。

クリスマスバイキングを地域の皆様とご一緒に楽しむことができて感謝でいっぱいでした!

12月16日(日)は午後1:30〜
キッズのクリスマスフェスタがあります。参加無料!
一緒にほんとうのクリスマスを過ごして、本当の楽しさを味わいましょう。
お待ちしています。

▲ページの先頭へ

生活の時計

1167 2018.12.11

生活の時計

生活の時計

先日、大船渡を訪れました。会議を含めて一泊二日の行程でしたので、二日目の朝は早起きをして魚市場へ出かけました。日が昇る前ですが、何隻もの船が帰港し、水揚げを行っていました。カメラをぶら下げながらその熱気やかけ声に誘われるまましばらく撮影することができました。震災や温暖化など様々な要因で潮流が変わったこともあり、以前よりもさんま捕獲量が少なかったり、鮭も川に帰ってくる数が減ったとも言われています。しかし、船は漁に出て戻り、ほたてや牡蠣の養殖もなされている海の営みがそこにあります。

震災から今日で7年9ヶ月。その時起こることは避けられないけれど、人間はそれでも知恵と忍耐や適応力をもって生きていく存在です。私たちが生きているその生活の時計は今日も刻々と進んでいると思うと、大いなる神の御心を求めて生きることの大切さを思います。

▲ページの先頭へ

声で呼ぶ

1166 2018.12.4

声で呼ぶ

盛岡に在住していてよかったことは沢山ありますが、冬の風物詩「白鳥」もその一つです。毎年、冬を越すために飛来するその「声」を空高くに聴くとき、なんとも言えない喜びを感じます。自転車のブレーキ音に聞き間違えたのも初年度だけ、、、と思っていたら、先日その「声」に嬉しくなり主を探すと通学途中の中学生の自転車でした。まだまだだなあ、と自戒しつつも、高松の池に足を運びます。

散歩しながらお声をかけてくださった方にお話しを伺うと、昼はどこか田畑や川へエサを食べに行き、夕になると池に戻って来るそうです。そして夜は真ん中あたりで固まって寝ます。それは天敵である狐や猫などから身を守るためだとか。それゆえ、池が凍ってしまうと気が気でないそうです。

パンくずを投げてくれる人へ必死にアピールしながら近づいている白鳥たち。よく見ると目は血走っているし、優雅に移動しているように見えて足は櫂ペダルのごとく漕いでいました。やはり、癒やしをもたらしてくれる存在です。

▲ページの先頭へ

「歴史を持ちつつ生きる」

1165 2018.11.9

「歴史を持ちつつ生きる」

「歴史を持ちつつ生きる」

この夏に読んだ本に「歴史とは何か」(E.H. カー、岩波新書)がありました。私は新聞でその著作を知ったのですが、カー(1892-1982)はイギリス生まれの歴史家で優れた作品を著し、今日の歴史学にも多くの視座を提供している人だそうです。「歴史とは何か」の訳者は清水幾太郎という人ですが、彼に翻訳を勧めたのが「君たちはどう生きるか」で有名な吉野源三郎だそうです。その本の中で「歴史は選択的である」というテーマがあります。

私たちが一般的に「歴史」と思っているもの、習ってきたものは歴史的事実がつぶさに、満遍なく記録されているのではなく、あくまで誰かが選択的に出来事をまとめたものであるということです。その最たる例が「逸話」です。日本史で言うと聖徳太子が一度に十人の言い分を聞き分けたとか、豊臣秀吉がわらじを懐で温めておいたところから織田信長にその機転が気に入られた……などです。これらはエピソードとして優れたものかもしれませんが、それがそのまま歴史であるわけではありません。しかし、こうした印象的なエピソードが繰り返し語られることによって、それらが「歴史的」なものとして私たちには整理されていき、それぞれの「歴史観」が形成されていくのです。それは私がそれまで「歴史だ」と考えてきたものをもう一度問い直すドキッとするような機会になりました。

また、卑近な例ですが、先週TV番組録画でサンドウィッチマンの物語を観て、夫婦で涙しました。仙台出身の彼らが、震災当日には気仙沼で仕事をしていて、その時の恐怖やそれからの活動の軌跡、仕事に対する姿勢などをまとめたものでした。彼らは、お笑い芸人という職業ですが、震災とは切り離さずに立場を築き、仕事を全うしています。芸能人にとって、社会的活動や政治的活動があまり目立ちすぎないようにするのが賢い立ち振る舞いであることは、彼らも痛いほど分かっていることでした。しかし、実際にそこにいた当事者として、東北のことを無いようにして仕事をし、生きることはできない、といったポリシーでした。震災の様子や振り返りがあると、まだ涙が出てきます。自分や夫婦の中にも「震災から」という明確な区切りがあるのです。あの時やあれから経験したことは自分の人生にとてつもない影響を与えています。歴史は選択的という言葉に照らし合わすなら、私の人生は震災を境目にして分けられるものだと考えた週末でした。

▲ページの先頭へ

ラヂオもりおかで放送されます

1164 2018.10.23

ラヂオもりおかで放送されます

盛岡みなみ教会主催の こども食堂「せいなん」が
ラヂオもりおか に取材いただき、
【Cafe dé cappuccino カフェ ド カプチーノ)番組】にて放送されます。

ぜひお聴きくださり、
盛岡の皆様と手を繋いで
こどもたちをはじめ、地域の皆様の安心な居場所をつくっていきましょう♪♪

10月24日(水)夜7時30分〜
ラヂオもりおか 76.9 MHz
《Cafe dé cappuccino カフェ ド カプチーノ)》

▲ページの先頭へ

三陸沿岸を走って

1163 2018.10.19

三陸沿岸を走って

今週、久しぶりに大船渡から山田までドライブする機会がありました。
私は牧師として2004年に岩手の盛岡へ赴任したのですが、2011年の東日本大震災が起こるまで沿岸部を訪れるのはほんの数回で、吉里吉里海岸や浄土ヶ浜へ海水浴で行ったのを記憶しています。
あの震災があってから、支援活動のため幾度となく通いました。初めに入ったのは大船渡で、津波後の様子に絶句しました。そこから大槌へ北上すると町全体が静けさと重さで無言の痛みを発しているようで、受けとめることが到底できないと後ずさりするような感覚を持ったのを鮮明に覚えています。大槌町では訪問するためにも、当時は道路がふさがれていたので、最後の数キロは徒歩で林の中を抜けてあるお家にたどり着いたのが最初の経験でした。

それから7年を数えるこの秋、まだ大槌の町は再建が続いており、最初に尋ねたお宅への経路も工事中で入り組んでいました。人が再び住めるようにする、町を造っていくというのは施設や建物や道路が整うことも必要ですが、それに加えて何か自然回帰的なそこに住むことを願ってやまない人の想いがあふれることも大事な要素なのではないかと考えました。それを郷愁や愛着というのでしょうか。復興作業や人間の知恵がそういった気持ちと組み合わさって進んでいくといいなと考えながら、走った一日でした。
(写真は現在の旧大槌町役場)

▲ページの先頭へ

視ることと聴くことの違い

1162 2018.9.9

視ることと聴くことの違い

先週は関西地方を中心に台風・暴風の被害、北海道では震度7の地震が発生し犠牲になった方々や家屋に大きな被害を負った世帯、またライフラインが断たれ日々の生活に苦しみや不安を抱えておられる方々が多くおられます。
主の平安と慰めが与えられ、時にかなったふさわしい助けが差し伸べられますよう祈ります。

北海道はまだ被害の範囲や程度の全体がわかりかねる状況ですが、北の大地があのように揺れ動き、広大なエリアで支障をもたらす地震規模の大きさに驚きを覚えます。
祈ること、備えること、自分にできることを普段から、平時から冷静になしていたいと願います。

3.11東日本大震災からも言われていたことですが、このような災害が起こった時、テレビ等ではその「映像」を繰り返し放送します。どんな災害だったのか、どのくらいひどい被害なのか、今はどんな状況なのか「視覚」を通じて繰り返し繰り返し伝えます。こうした「映像」は、決して一時的な情報にとどまらず、本人の無意識のレベルにも深く残るそうです。すると、そういった映像による情報や蓄積は、必要以上の不安をあおったり、精神的ダメージを与えるものになっていく要因となるのだそうです。

そこで、災害時に活用を推奨されるのが「ラジオ」です!
単純に乾電池で作動するため、停電時にも強いという理由と同時に、「聴く」ことで情報を取得するため、自分の中のキャパシティを占拠せずに必要な事柄を必要十分な形で取り入れることができるからです。
例えば、地震の規模は今回のように震度7と言われるのを、目で見るのと、耳で聴くのとでは印象作用が違います。目で見ないとわからない部分はあると思いますが、災害緊急時にどうしてもその映像が必要かと言えば、そうでないかもしれません。また、水や食糧、電力供給の情報もラジオで正確、迅速に供給してくれます。
スマホやネット上で拡散される情報にはいわゆる「デマ」も多く含まれており、即座に信頼できるものかどうかの判別はそれこそ自己責任として問われてくる部分です。その反面ラジオはその情報が正確であるか、いつ知らせるべきかを判断するのかに多くの人が関わっていることを知っておくことだけでも安心感につながります。
「耳で聴く」ことの大切さは、神の言葉である聖書を聴く私たちへの信号でもあるかもしれませんね。

▲ページの先頭へ

広島支援に

1161 2018.8.7

広島支援に

広島支援に

昨日8月6日は広島原爆の日
今日から広島豪雨被害地にて支援ボランティア活動のリーダーとして参ります。
その前に、原爆の地を訪れました。
人の特権である「愛すること、考えること、知ること、理解すること、知識や技術を使うこと」を人を殺すためでなく、また、自分を優位にするためでなく、そして、自分さえ守られればの手段でなく、「神さまの願いと人との良い関係のため」に用いていただけたら・・・との想いが溢れました。

これから呉市にて9日まで3名の仲間と一緒に支援活動予定です。
炎天下の中での活動ですが、もっと長い日数を大きな傷と不安と悲しみに耐えて生きようとする方々のお手伝いになればと出動です。
体調、怪我などが守られるようお祈りいただけると感謝です。

▲ページの先頭へ

カナダバンクーバーチームの元気にありがとう!

1160 2018.7.19

カナダバンクーバーチームの元気にありがとう!

カナダバンクーバーチームの元気にありがとう!

7月第1週は、カナダのバンクーバーから「ミッショントリップチーム」が16名も来盛くださいました。今年で5回目です。
チームのほとんどがティーネイジャー〜20代の若者で、自分たちの時間もお金も家族もささげて日本に重荷を持って、わざわざ来てくださいました。
大船渡の被災地支援を主に行い、7月8日の日曜礼拝は盛岡みなみ教会でともにささげました。
礼拝では神様を愛するおひとりおひとりが神様を賛美し、スキットをし、聖書のメッセージもしてくださいました。
昼食は手作り盛岡じゃじゃ麺でもてなし、午後はみんなで一緒に楽しいゲームやクイズ、アイスクリームパフェタイムを過ごし、賑やかに和やかに交流をいただきました。
初めて教会に来た中学生や短大生とも和気藹々の時間をいただきました。

今の時代、誰でもやメール、SNSにおける「ことばや文字」ではいくらでも人を励ましたり、愛したりすることはできますが、こうして行動をもって神様を愛し、その神様からいただいた愛に押し出されて、自分がもてるすべてをささげて、日本のため、教会のため、被災地のために尽くす若い皆さんに感動しました。

励ましを受けているばかりでなく、私たち盛岡みなみ教会も立ち上がって、ささげ尽くす体験をもって、成長させていただきたいものです!
盛岡みなみ教会も元気をいただいた分、今大事に握りしめている仕事、家庭、お金、地域との関係をいまいちど手放し、神様に返し、ささげて、神様を知らない人々の本当の救いのために行動をもって踏み出そうではありませんか!
エイエイオー!!

▲ページの先頭へ

盛岡経済新聞に載りました!

1158 2018.6.20

盛岡経済新聞に載りました!

6月12日にスタートしたこども食堂「せいなん」が早くもラヂオ盛岡主催の盛岡経済新聞(ネット配信サービス新聞)に掲載されました!
https://morioka.keizai.biz/headline/2612/


そして!本日または近日中の18:00より「ラヂオもりおか」76.9MHzにて私たち夫婦の声による宣伝「PR」が流れます。お聞き逃しなく!

小さな教会の小さな働きですが、地域の皆様に愛される教会として、だれもが足を運べるホッとする空間になればと願っています。
ぜひ足をお運びくださり、お祈りにも覚え応援いただけると、盛岡地域が生きます!

▲ページの先頭へ